ラジオやりたい
ラジオ放送が始まって100年以上が経つ。
これだけメディアが発展している中でも、ラジオはいまだに根強い人気があるし、自分も定期的に聴いている。
ラジオの魅力とは何だろう。
ある本で、ニッポン放送のプロデューサーが書いていた言葉に、その答えの一端があると感じた。
今の時代騒がれる「タイパ」「コスパ」の真逆を行くラジオは、リスナーとパーソナリティーの関係性をじっくり時間をかけて耕すのだ。
この言葉を読んで、「教師と生徒の関係性にも似ているな」と思った。
生徒との信頼関係を築くのに、「耕す」という言葉はぴったりだと思う。
授業ではカリキュラムと関係のない話で生徒を盛り上げても、限られた時間の中で進度を守らなければならない。
ラジオ的な発信ができれば、子どもたちにとって大切な「知的好奇心をくすぐる情報」を自由に発信できるし、自分の人となりもより伝えられる。
生徒の悩みや相談を共有し、居場所を作ることもできる。
だからこそ、ラジオ的な発信も行っていきたいと思っている。